女性人権機構は女性が直面する人権問題に取り組み、
問題解決を目指す団体です。
2023年3月3日開催のシンポジウム「どうする、日本のジェンダー平等戦略」が書籍化されました。
令和5年3月25日(土)に開催いたしましたオンラインシンポジウム「どうする、日本のジェンダー平等戦略」が書籍化されましたことをお知らせいたします。
女性人権機構として初のオンラインでのシンポジウムは、日本のジェンダー平等の現状と今後への提言をテーマといたしました。登壇いただいた大沢真理さん、三輪敦子さんから貴重なお話をいただいております。
また、G7広島サミットを前にWomen7からの提言はどのような仕組みなのか、のお話もいただきました。ジェンダーギャップ指数の改善が待ったなしの現状に風穴が空いていくことを期待したシンポジウムとなりました。
第1部から第3部の対談まで書籍化しています。
「どうする、日本のジェンダー平等戦略(信山社ブックレット)」 信山社出版株式会社
橋本 ヒロ子 林 陽子 芹田 健太郎 編
価格 990円(税込み)
【目 次】
・はじめに〔橋本ヒロ子〕
◆第一部 「女性を罰する社会? 少子化は当然の帰結」
【講師】大沢真理
1 女性を罰する社会の正体
2 加速する人口減少
3 貧困率の高さはOECD諸国で有数
国際比較
男女別比較
シングルマザーの貧困率
日本の貧困層の所得の現状
伸びない日本の所得と賃金
4 コロナ禍よりもコロナ対策禍ではないか
コロナで亡くなったのは誰か
超過死亡という社会問題
女性の自殺率の変化
若い女性の自殺率が急増
姥捨て社会にNO
5 結語に代えて
◆第二部 「W7の歩みとSDGsから見たジェンダー平等の課題」
【講師】三輪敦子
1 W7とは
2 W7の歩み
2018年 G7 シャルルボア(カナダ)サミット
2019年 G7 ビアリッツ(フランス)サミット
2021年 G7 コーンウォール(英国)サミット
2022年 G7 エルマウ(ドイツ)サミット
3 2023年 G7 広島(日本)サミット
スローガンとテーマ
5分野の提言とは
4 SDGs目標5の達成への働きかけ
◆第三部 特別対談「気の向くままに、ゆるくジェンダー平等を語る」
【芹田健太郎×大沢真理×三輪敦子】
1 改めて問う、現代の市民社会
2 非軍事主義とジェンダー平等
3 女子教育機関の役割
4 SDGsの目標達成への提言
◇女性人権機構の歩み
・あとがき
https://www.shinzansha.co.jp/book/b10040523.html
社会を変えるためにできることがあります
人権とはすべての人が生まれながらにして持っている基本的な権利です。
一人ひとりが人権の大切さを考えれば、社会を変えることができます。
会員入会やご寄付を行うことで活動を支援してください。