女性人権機構は女性が直面する人権問題に取り組み、
問題解決を目指す団体です。
【読書会2025】編著者に聞く『ジェンダード・イノベーションの可能性』(明石書店 2024年刊行)
「ジェンダード・イノベーション」とは、「性差」の視点を研究や開発に組み込んでいくことで、より公正で持続可能な科学技術を実現する実践的なプロジェクトです。世界的な大きな広がりをもって推進されつつあるジェンダード・イノベーションの本邦初の入門書を、編者たちとともに読んでみませんか?
11月17日(月) 19時~21時
オンライン・無料
『ジェンダード・イノベーションの可能性』(明石書店 2024年刊行)
ご参加される方は事前に購読されることをお勧めします。
小川眞里子氏
(公財)東海ジェンダー研究所 理事、三重大学名誉教授(科学史・科学論)
著書に『病原菌と国家』(名古屋大学出版会、2016)、『女性研究者支援政策の国際比較』(共編、明石書店、2021)、『科学と倫理』(共著、中央公論新社、2021)、共訳書にシービンガー氏の5冊の単著の邦訳『科学史から消された女性たち』、『女性を弄ぶ博物学』、『ジェンダーは科学を変える!?』、『植物と帝国』、『奴隷たちの秘密の薬』(いずれも工作舎)など。
鶴田想人氏
東北大学ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進センター 特任助教
専門は科学史・科学論。お茶の水女子大学ジェンダード・イノベーション研究所客員研究員、大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員を兼任。共編著に『ジェンダード・イノベーションの可能性』(明石書店、2024年)、『無知学への招待』(明石書店、2025年)、共訳にロンダ・シービンガー『奴隷たちの秘密の薬』(工作舎、2024年)がある。
弓削尚子氏
早稲田大学法学学術院 教授。
専門はドイツ史・ジェンダー史。著書に『入門 男らしさの歴史』(ちくまプリマー新書、2025)、『はじめての西洋ジェンダー史---家族史からグローバル・ヒストリーまで』(山川出版社、2021)、『ジェンダード・イノベーションの可能性』(共編、明石書店、2024)、『ジェンダーのとびらを開こう---自分らしく生きるために』(共著、大和書房、2022)、など。共訳書にL・シービンガー『植物と帝国---抹殺された中絶薬とジェンダー』(工作舎、2007)
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